中年男性のネフローゼ闘病記(寛解への道)

突然診断されたネフローゼ症候群との闘い記録です

入院12日目 - 2017 / 10 / 24 (火) 腎生検当日!x-day

中年男性のネフローゼ闘病記 へようこそ。

 

入院に至るまで、入院中、退院後について、手続き関連他

いくつかの観点からまとめておりますので、カテゴリ単位でご覧ください。

また、あくまで個人の経験から記載をしておりますので必ずしもご覧いただく皆様

全員に当てはまるわけではないことは事前にご了承ください。

 

【入院12日目】

  • 起床(6時):朝ごはんまでは普通に食べられるということなので、普段通りに起床。特に変化無し

  • 朝食:6時半: いつもの。これ終わったら少しは何か食べれないかなー。。。(色のついた食べ物)

  • 準備
    1. お昼ご飯は禁止(禁食):(朝ごはん以降は水以外ダメ。まぁこの辺は健康診断とかと同じ)
    2. 尿道に管を入れる(R18):入れる痛み、入れている最中の痛み、ずっと「爪の間に針を刺しているぐらい痛い」  
    3. その状態で自分で処置室(簡易手術室みたいな)まで自力で移動

  • 腎生検 (⇒詳細はhttps://www.med.nagoya-u.ac.jp/kidney/kanja/k4_jinseiken.html

    とりあえず思いつく限りの内容とだいたいの時間を力の限り残してみようと思う。

    時間
    概要
    内容
    備考
    時間
    概要
    内容
    備考
    14:00 尿道へ管を入れる 下半身丸裸にさせられて、二人がかり(男女)で尿道に管をぶっさす。奥まで。 すんげ―――――――痛い。爪の間に針指してるぐらい痛い 何回でもいう。これはやばい。二度とやりたくない。地獄の苦痛。 こんなに痛いと思わなかった。違和感しかない。
    14:15 処置室へ移動 自力で移動。うつ伏せで寝かされる。 ※以下、うつぶせの状態のまま2時間ほど過ごすことになるので  時間、内容については、感覚と医者の会話の内容からの推測。 管が痛くてそれどころじゃない
    14:30 腎生検開始 まずは腎臓の位置を特定するためにエコーをあてられる。 大きく息を吸って、吐いて、を繰り返して、改めて位置を特定する。 管が痛くてそれどころじゃない
    14:45 麻酔 位置が特定されたので、ペンでマークされる。そこに局所麻酔が投入される。 (たぶん3回ぐらいは麻酔入れられてたはずだけど、途中から感覚がまばらというか 管が痛くてそれどころじゃない
    15:00 リハーサル バチンという音がする。 「この音が、腎臓に針が届いて、採取ができたという音になる。  息を吸う ⇒ 息を止める ⇒ バチン ⇒ 息を吐く」という順番で行うことを練習 管が痛くてそれどころじゃない
    15:05 1回目 バチン 無事に取れたみたい。その後、急に体の上に圧迫感が。。人が乗ってるみたい⇒実際、人が乗ってて、手で患部を圧迫してたらしい。(後から確認もして聞いた)。 管が痛くてそれどころじゃない
    15:20

    リハーサル

    (2回目)

    1回目と同じ 2回目のリハーサルの間に聞こえたけど、取ってみた感じは、とりあえずとても健康的な腎臓らしい。何も不具合がなきゃいいけどね。。検査のたびにこんな痛みは耐えきれんよ 管が痛くてそれどころじゃない
      2回目 バチン こちらも無事に取れたらしい。同じ時間圧迫して腎生検自体は無事に終了。 管が痛くてそれどころじゃない
    15:30 安静時間 針を刺してから1時間は、同じうつ伏せの体制で安静状態らしい。 今の状態 ・針指したところの麻酔が聞いてるので、感覚がボヤっとしている ・⇒管 ・処置室が暑い ・便意やばい ・患部含めて、背中一帯を強めのテープでぐるぐる巻きにされている状態。筋肉が動かないように?絶対安静、固定状態なので身動きがとにかくとれない。 管が痛くてそれどころじゃない
    16:30 処置室から解放 1時間は本当に長かった。看護師と雑談してても、痛みでそれどころじゃなかった 処置室のうつ伏せ状態から、自分のベッドへ移動。移動する時にお見舞いが来てくれていたことに気づく。ありがとう。 自分のベッドへ移動する際、自分では移動できないから、もちろんなんだけど、看護師4人がかりでベッド移動をすることになったんだけど、俺がボソッと「病人みたいだな」って言葉には看護師も苦笑だった。これは我ながら「スベった」と思った。 管が痛くてそれどころじゃない
    17:00 病室 身動きできない体制で、今日1日の態勢を決める。決めたらもう二度と動けない。トイレもいけない。(小は勝手に垂れ流されるが、大は看護師呼ばないといけない。)※フラグ立てた。。 管が痛くてそれどころじゃない
    17:30 夕食 夕食?ベッドから起き上がれないのに? そういやおにぎり用意するとかスプーン用意するとか言ってたな。。 看:「夕食でーす!」 俺:「え? 看護師さん「夕食でーす」 ⇒ はーい ドン!」  俺:「起き上がれないのにベッドから遠いテーブルに置かれた。。さすがにナースコールか」 俺:「お腹空いた」 看:「ごめんねー。ちゃんと伝えてなくて、はい!ここでなら食べれる?」 俺:「えっと、俺はこれ以上体起こせない(ベッドに寝たまま、30度だけ体起こしてる)んでしたよね?」 看:「そうだね!それ以上は傷が開いちゃうからダメだね」 俺:「寝ながら食べろと?」 看:「それしかなくね?w」※多少脚色あり。感じ悪いとかではないです。みんないい人。 俺:「わかった。やってみる ⇒ いけた!30分かかって完食。 ※生まれて始めて?だと思う。寝ながら食事した。 管が痛くてそれどころじゃない
    18:00 忍耐 こっから忍耐。今寝ると夜寝れなくなるので、寝ないように、けど何もできない。 耐える。耐える。 痛い
    21:00 忍耐 ようやく消灯時間を迎える。 管の痛みと、態勢が変えられないことによる腰の痛み。思ったよりも苦痛だな。。 痛い
      忍耐 あまりにも寝れそうにないので ・炎症を抑える薬 ・睡眠薬 ・頭痛薬 ・下剤(⇒今思うと、何故下剤をもらったのかが不思議でしょうがない。いらなかった) をもらって、一気呵成で寝れることを期待した。 痛い
    24:00 無理だった 3時間もたった。後8時間立てば、管も抜けるはず。あと3回我慢。 痛い
    01:00 耳栓を探す 見つからない。ナースコールで探してもらう。見つかった。耳栓を付けてみる。 とりあえず変わった気がする。 痛い
    03:00 便意 やばいやばい。下剤が効いてきたのか、便意。そしてやばい。 とりあえず、トイレには自力ではいけないので、ナースコールで、簡易便座を用意してもらう。 入院中、ずっとお腹のハリがある状態だったので、便意があることは嬉しいことなんだが まさかこんな時に、最大級の波が来るとは。。。 とりえず簡易便座に足す。これもうまれてはじめて。今日は1日いろんな体験をするわ やばい
    05:00 すっきり すっきりしたせいか、2時間ほど意識がなかった気がする。 痛い
    07:00 起床 周りが起き始める。静寂の中起きてるよりはいいかな。 変な汗でとる。
    08:00 傷口確認 先生が来る。傷口の状態を確認しにくる。※ここで状態問題なければ、管を抜ける! 問題なし!!!!!! やったぜ!!!!やっほい! こんなにうれしかったことはないよ。 傷口をエコーで確認しながら、担当医の先生と雑談 俺:「針指した後、先生が俺に加重してました?」 先:「そうそう。あの辺は意外と人力なんすよ。まだまだ医療も力仕事多いです」 俺:「その辺マシーンにならないんですか?」 先:「本当は頼りたいんですよ。ヒューマンエラーの方が多いのが実態だし」 俺:「医療の現場もなかなか苦労してそうですねw」 先:「並木さん、お仕事IT系でしたっけ?AIとか医療の分野とかも詳しいんですか?」 俺:「詳しいってわけじゃないですけど、情報としては拾うようにしてますよ」 先:「先日のドクターXってドラマで、アメリカの専門医が、オンラインでバーチャルオペをするっていうシーンがあったんですけど、オンラインでミスが起きて、結局最後は米倉涼子がさっそうと現れてすくっちゃうっていうドラマがあったんすよね。」 俺:「意図的にオンラインオペを悪者にしているような脚本だったってことですか?」 先:「まあ、ドラマだからしょうがないとは思いますけどね。そっちの方がわかりやすいし。でも、それ見てて他の先生とも話してたんですけど、機械のほうがミス少ないよねwww」 俺:「その辺はどこの分野も変わらなそうですね。」 先:「個人的にはもっと広がっていいと思うんですけど、やっぱり医者も患者もまだまだ「人間」なので、「人間」が治療することのあったかさとか、心みたいなものが必要なんですかねー。結局助かるかどうかは関係ない気がするんですけど(ここは声小さくしてた。あんまり聞かれたくなかったんだろうなw)。並木さんはマシンにオペされるのどうですか?」 俺:「即答で、問題ないです。治るなら誰が治療しようが、どうでもいい」 先:「そういう患者さんと、先生が増えてくれば、もう少し広がっていくんでしょうけどねー。。まだ先は長そうですね。。w」 たぶん同世代かな。この先生。面白かった
    09:00 解放 管を抜いて、体重を測定して、血糖値をはかったら腎生検の検査完了。いやーまじでつらかった。  
  • この後は、お風呂に入れなかったり、病棟の出入りしかできなかったりと、制約はあるものの、ほとんど普通の生活ができていたので、割愛。途中眠食て寝そうになるも我慢。